やみつき釣り日記

釣りのない生活なんて・・・

2016年08月

日本海の魚釣りは、朝早く釣り場に行っても、すでに沢山の人が場所を確保しています。

旅行がてら境港の釣り場に行ったところ、いつもの常連さんがいて、魚釣りのことを教えてくれました。
釣っている人からは少しだけ距離を置いて竿をおろすことや、小さな子どもでも、周りで騒いだり駆け回ったりしたら危ないこと、竿は振り回さないことなど基本的なことも教えてくれました。

また、釣った魚の名前も教えてくれました。
「カサゴは天ぷらにしたら美味しいけど、トゲがあって怪我しやすいから気を付けた方がいいよ。」と教えてくれたおじいさんは、親切に釣ったカサゴを針から外してくれました。

 魚釣りの道具は、弓ヶ浜の近くにある釣りの専門店で買いました。
まだ初心者なうえ、そんなに遠くまで竿を投げられないので、簡単につれる魚のサビキを教えてもらいました。

また、餌も買って、プラスチックの網目の容器に詰め、垂らして魚をおびきよせる方法も試してみました。

 朝日がとってもきれいでしたが、その頃には魚があまりいなくなっていたので、日の出よりも、もう少し早い時間帯から釣っていた方がたくさん釣れたようです。

ただし、地元の方が毎日楽しみにされている場所に入っていくときは、周りの様子をみて、空いている場所で楽しんだ方がよいと思います。

私の釣りはほとんどが波止釣りです。一応、チヌを狙っています。

波止なので五目釣りに近い感じになることもあります。

また、時々投げ釣りでチヌ以外の魚を狙うこともあります。

チヌは引きが強くて釣るのは楽しいのですがあまり美味しいとは思いません。

今まで釣った魚で美味しかったのは、

まず、ガガネ(ガシラ)です。
身がしっかりしていて煮付けが美味しいです。
から揚げも美味しいですが、なかなか自宅では料理し難いです。

次は天然ウナギです。
蒲焼で食べました。やっぱり天然です。

しかしながら、ほとんど釣れないし、狙わないのでもう15年以上食べていません。

その次は、ハゲ(カワハギ)です。
薄作りが有名ですが煮付けが美味しいです。

身もしっかりして美味しいのですが、やっぱり肝が格別です。
アンコウの肝などは足元にも及びません。

続いて、太刀魚です。
煮付けも美味しいですがやっぱり塩焼きが良いと思います。

白身であっさりしてます。骨も大きいので食べやすいです。

最後に、カレイです。
小麦粉を軽くたたいて、バターで焼きます。

表面がカリッと焼けるまで焼きます。
私は変わっているのか、マヨネーズを付けて食べます。皮も美味しいです。

自分で釣った魚を食べるのも良いものです。

しかし、私が台所を使うと鱗が飛んだりして後片付けが大変だったらしく、魚を料理することを禁止されました。

未だに解禁されていないのが悲しいです。

今回は投げ釣りについて書きましょう。

投げ釣りのやり方は大きく3つに分かれます。

砂浜に行かれる方と、船から、防波堤からとありますが、お勧めなのが防波堤です。

船で渡船等を使うとお金がかかりますし、砂浜だと、リールに砂が入ったり、引き潮の時に海藻や岩に根がかりしやすくなります。
初級者向けではないのです。
その点、防波堤はそれらのリスクが一番少ないのでお勧めです。

では、ここから、仕掛け等について書きましょう。

まず、竿ですが、最低4本持ちましょう。
投げ釣りは基本、数打ちゃ当たるの世界なので、できるだけ竿は多いいほうが良いでしょう。

ただし、潮の流れ等でお互いのラインが絡まることがあるので、上級者以外は竿同しの距離をとりましょう。

仕掛けは、いたってシンプルです。
リールからのラインと、カレイやキス用の仕掛けのラインの間にライナー天秤をつけるだけです。
ここでアドバイスとしては、針は3本針以上を使ってください。
2本以下はほとんど当たりません。

それとリールからのラインは仕掛けより太いものを使ってください。
これは根がかり時の対策になります。

エサは、ゴカイや本虫が基本で、投げ方は正面左右、遠投、手前が原則で、釣れたら、そこを集中して狙って投げましょう。

釣りに行く人のほとんどは、その日釣る魚種を決めて狙って釣りに行くと思います。

しかし、釣りと言うのは自然相手の戦い。
必ずしも、狙った魚が釣れるとは限らず、多くの場合は外道(狙っていない魚の総称)も混じって釣れてしまいます。

この外道、狙った魚ではない事から釣れても逃がされたり、場合によってもその場に捨てられたりしている事が多いのですが、意外な事に外道の中には本命よりも美味しい魚が沢山います。

その代表格と言えるのがカワハギでしょう。
今では狙って釣る人もいるぐらいに美味しい魚なのですが、釣り人にとっては"エサ取り名人"の異名を持つ外道中の外道です。

カワハギぐらい有名になってしまうと、捨てる人は少ないかも知れませんが、コノシロ、ボラ、ガシラ、キュウセン、コチなどは専門で狙う人はほとんどいませんが、食べてみると最上級の味わいを持つありがたい外道です。

一般的に魚は、見た目の良さと味の良さが比例しない場合が多いです。
グロテスクで臭い魚が、実は美味しい場合はかなり存在します。

見た事もない、名前も知らない奇妙な魚が釣れたとしても直ぐに逃がすのではなく、図鑑やネットを使って調べてみましょう。
ひょっとしたらとんでもない金脈を釣り上げた可能性だって考えられます。



狙った魚が釣れない事は腹立たしい事ですが、釣れた魚に感謝して美味しくいただく事も釣りの醍醐味ではないでしょうか。

今回は太刀魚釣りについて書きましょう。

太刀魚は瀬戸内では8月~12月までがシーズンです。
8月は産卵の時期にあたり、この時期の太刀魚の雌には卵がどっさり入っています。
型も良型が多く指3本から5本のドラゴンサイズまでいます。

しかしこの時期は群れではなく単独行動が多いいので釣果的にはあがりません。
一晩で一匹~三匹程度がざらです。
でも、食いつきはいいです。

秋口に入ると群れてくるので晩秋に向かって釣果は上がってきます。
でもこの頃になると太刀魚も知恵をつけて甘噛みして遊ばれてしまい、エサばかりなくなる事も多々あります。

では場所ですが、これも回遊魚に近いのでいないところにいくら投げてもきません。
概のポイントは昼間イワシやアジがよく回遊する港や防波堤です。

特に湾内にいることが多いいので防波堤の内側と外側を狙いましょう。
最近太刀魚は頭がよく常夜灯付近のやつはすれています。
暗い静かなところを狙いましょう。

竿は基本浮き用と探り用の二本を用意します。
仕掛けは探りの方は通常のテンヤの一番軽いのを使用して浮き釣り用の二本針を忍ばせておくとベストです。

浮きは、発光どんぐり浮きを使用、ケミまたは集魚灯をつけ二本針以上の針を使用してエサの頭お腹(内臓付近)尻尾にかけましょう。

注意点は太刀魚の場合ヒットしてもしばらく泳がせてからしゃくってください。
年々太刀魚は減少傾向にあるので場所と時間は色々と探ってみましょう。

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